膣縮小ができる方法は複数ある
膣は出産や加齢によって緩んだ状態になると、空気や入浴の際の水が入り込むことで健康に害を及ぼす恐れがあります。また性交渉の際に相手を満足させられないというリスクも伴います。そのような問題の対策として活用できるのが膣縮小で、専門家の手によって緩みを改善するものです。ただそこには複数の選択肢があり、それぞれ特徴が異なる中から、施術を受ける側が決めることになります。
緩んだ部分を取り除く手術
複数ある膣縮小施術の中で確実性が高めなのは、組織を縫合してしまう手術です。余分になった組織を物理的に取り除くため、残された組織が改めて緩んでしまわない限り、縮小した状態を維持できるのが強みです。またメスが入り込む部分であればある程度奥にも対応できるため、緩む前の状態に近付けやすいです。
レーザーやヒアルロン酸を使用した方法
手術の場合は縫合した後に抜糸が必要など大掛かりになりがちですが、それよりも比較的手軽に済ませやすいのが、レーザーやヒアルロン酸を使用した方法です。レーザーは身体が本来持っている働きを刺激することで、膣の内側を形成する組織の産生を促します。そしてヒアルロン酸は、その組織の代わりとして注入されます。いずれもシンプルな施術方法なので、1時間以内の完了も珍しくありません。ただレーザーは身体の劣化の影響を受けやすく、ヒアルロン酸はやがて吸収されるため、縮小状態を維持するためには定期的に受け続ける必要があります。そのことを把握した上で、手術とどちらが向いているかで選びましょう。
膣縮小というのは、出産または加齢に伴い弛んでしまった、または大きくなってしまった膣を手術などで小さくすることです。